102-01-01から1年間の記事一覧

「貯蓄映画」一覧

■1957年 倖せ配達します 1957年/29分 旺映社=北欧映画 演出/佐藤武 日置克 集団就職で都会に働く少年が、田舎の姉の結婚祝いにと小遣いをためて、ハンドバックをプレゼントする。暖かい姉弟愛の物語。 ■1958年 お父さん 1958年 演出/佐藤武 子牛と若夫婦 19…

作曲家フィルモグラフィ [32]山下毅雄

山下毅雄(やました・たけお) 1930〜2005 ジャズやハワイアンを独学し、「七人の刑事」の主題歌で有名に。口笛やスキャットを採り入れ、同一の旋律を繰り返す親しみやすい曲作りに努める。「プレイガール」「大岡越前」「ルパン三世」などの“ヤマタケ・サウ…

作曲家フィルモグラフィ [31]渡辺岳夫

渡辺岳夫(わたなべ・たけお) 1933〜1989 「巨人の星」「アタックNo.1」「アルプスの少女ハイジ」「機動戦士ガンダム」など、日本のアニメ史上に残るヒット作で音楽を担当。劇映画では「眠狂四郎」「緋牡丹博徒」シリーズなど、テレビドラマも「燃えよ剣」…

作曲家フィルモグラフィ [30]黛敏郎

黛敏郎(まゆずみ・としろう) 1929〜1997 戦後のクラシック音楽、現代音楽をリードし続けた作曲家。テレビ番組「題名のない音楽会」で33年にわたり司会を担当。映画界では小津安二郎、川島雄三、市川崑、今村昌平などの巨匠たちに曲を提供している。 【主な…

作曲家フィルモグラフィ [29]中田喜直

中田喜直(なかだ・よしなお) 1923〜2000 ラジオ・テレビなどを通して、「ちいさい秋みつけた」「めだかの学校」「夏の思い出」「雪の降るまちを」など、誰もが知っている歌を数多く送り出す。日本童謡協会の会長を務め、子どものためのピアノ教育にも尽力…

作曲家フィルモグラフィ [28] 三木稔

三木稔(みき・みのる) 1930〜2011 邦楽の新たな可能性を模索する「日本音楽集団」設立メンバー。日本史をモチーフとしたオペラ9部作を発表。映画では大島渚『愛のコリーダ』、左幸子『遠い一本の道』などのほか、土本典昭『ある機関助士』、羽田澄子『も…

作曲家フィルモグラフィ [27] 湯浅譲二

湯浅譲二(ゆあさ・じょうじ) 1929〜 芸術家グループ「実験工房」に参加し、武満徹らとともに現代音楽の道へ。オーケストラ、室内楽、電子音楽など幅広い分野を手掛ける。映画では松本俊夫の『白い長い線の記録』『薔薇の葬列』、篠田正浩『悪霊島』、伊丹…

作曲家フィルモグラフィ [26] 間宮芳生

間宮芳生(まみや・みちお) 1929〜 若い頃から民俗音楽研究に力を入れ、民謡を独唱用の歌曲に作り直した「日本民謡集」をまとめる。映画音楽では高畑勲『ホルスの大冒険』『柳川堀割物語』『火垂るの墓』、NHK時代劇『竜馬がゆく』『春の坂道』などのほか、…

作曲家フィルモグラフィ [25] 大野松雄

大野松雄(おおの・まつお) 1930〜 文学座、NHKを経て音響デザイナーとなり、数多くのテレビ番組・アニメーション・記録映画を手掛ける。テレビアニメ『鉄腕アトム』では電子音響を用いた効果音を制作し、彼が創り出した「宇宙の音」は後世に大きな影響…

作曲家フィルモグラフィ [24] 渡辺宙明

渡辺宙明(わたなべ・ちゅうめい) 1925〜 本名は「みちあき」。中川信夫、石井輝男らの新東宝作品を出発点に、映画音楽を手掛け始める。1970年代以降は『マジンガーZ』『秘密戦隊ゴレンジャー』などのテレビアニメ・特撮テレビ映画を数多く担当。ブラス・…

作曲家フィルモグラフィ [23] 眞鍋理一郎

眞鍋理一郎(まなべ・りいちろう) 1924〜 東京藝術大学で声楽と作曲を、イタリアに留学して映画音楽を学ぶ。オーケストラからジャズやロック、伝統楽器などの表現を自在に操り、多彩なジャンルを手掛ける。主な作品に大島渚『青春残酷物語』、浦山桐郎『青…

作曲家フィルモグラフィ [22] 宮崎尚志

宮崎尚志(みやざき・なおし) 1934〜2003 映画・ドラマ・CMから校歌や社歌まで、生涯に作曲した作品は1万曲を超える。広島東洋カープ応援歌「それ行けカープ」や「人形の久月」のサウンドロゴが有名。映画では『さびしんぼう』などの大林宣彦作品、人形ア…

作曲家フィルモグラフィ [21] 松村禎三

松村禎三(まつむら・ていぞう) 1929〜2007 池内友次郎・伊福部昭に師事。1968年の「管弦楽のための前奏曲」、遠藤周作の小説を基にしたオペラ「沈黙」などが高く評価される。映画では『地の群れ』などの熊井啓作品、『竜馬暗殺』などの黒木和雄作品で知ら…

作曲家フィルモグラフィ [20] 小杉太一郎

小杉太一郎(こすぎ・たいちろう) 1927〜1976 父は俳優・映画監督の小杉勇。伊福部昭に作曲と管弦楽法を学び、内田吐夢『血槍富士』から本格的に映画音楽の道へ。小林旭の「渡り鳥」シリーズ、中村錦之助の『宮本武蔵』、アニメ『サイボーグ009』などで知ら…

作曲家フィルモグラフィ [19] 林光

林光(はやし・ひかる) 1931〜2012 日本語によるオペラに取り組み続け、合唱組曲「原爆小景」をはじめとする社会的な作品も数多く手掛ける。映画では『第五福竜丸』『裸の島』などの新藤兼人作品をはじめ、吉田喜重『秋津温泉』、大島渚『忍者武芸帳』、NHK…

作曲家フィルモグラフィ [18] 木下忠司

木下忠司(きのした・ちゅうじ) 1916〜 兄・木下恵介の作品『カルメン故郷に帰る』『喜びも悲しみも幾年月』などで映画音楽の道へ。他にも『人間の條件』『なつかしい風来坊』『トラック野郎』などのヒット作、テレビ「水戸黄門」「桃太郎侍」「特捜最前線…

作曲家フィルモグラフィ [17] 大木正夫

大木正夫(おおき・まさお) 1901〜1971 戦中の『日本狂詩曲』『蒙古』などを経て、戦後は交響曲『ヒロシマ』『ベトナム』、カンタータ『人間をかえせ』など、反戦を唱える作品を数多く発表。映画でも『手をつなぐ子等』『キクとイサム』などの音楽を手掛け…

作曲家フィルモグラフィ [16] 石井眞木

石井眞木(いしい・まき) 1936〜2003 日本やアジアの伝統音楽に着目し、西欧の技法と結びつけた創作を開始。静と動のコントラストが鮮やかな作風を確立する。映画音楽では実相寺昭雄『帝都物語』、PR映画『巨大船を造る』『東京―その変容と時間』などを担…

作曲家フィルモグラフィ [15] 津島利章

津島利章(つしま・としあき) 1936〜2013 フジテレビ「三匹の侍」で注目され、東映作品の音楽を数多く手掛ける。『仁義なき戦い』のテーマ曲、テレビ朝日「土曜ワイド劇場」オープニングテーマ、中村吉右衛門主演「鬼平犯科帳」などで幅広い世代に親しまれ…

作曲家フィルモグラフィ [14] 武満徹

武満徹(たけみつ・とおる) 1930〜1996 西洋の前衛的な手法を取り入れつつ、水・鳥・庭など自然のイメージを内包した独自の音楽を展開。琵琶、尺八とオーケストラのための作品「ノヴェンバー・ステップス」で世界的に認められる。映画では『不良少年』『砂…

作曲家フィルモグラフィ [13] 團伊玖磨

團伊玖磨(だん・いくま) 1924〜2001 『真空地帯』『夫婦善哉』などの映画音楽をはじめ、歌劇「夕鶴」、童謡「ぞうさん」、東京五輪の「オリンピック序曲」と、幅広いジャンルの作曲を手掛ける。エッセイストとしても知られ、『戦場にながれる歌』『馬鹿が…

作曲家フィルモグラフィ [12] 八木正生

八木正生(やぎ・まさお) 1932〜1991 ジャズピアニスト。『網走番外地』など東映作品の音楽を多数担当。「あしたのジョー」主題歌、ネスカフェ「めざめ」、丸大「大きくなれよ」なども作曲。サザンオールスターズの楽曲にアレンジャーとして参加する。 【主…

作曲家フィルモグラフィ [11] 廣瀬量平

廣瀬量平(ひろせ・りょうへい) 1930〜2008 「尺八とオーケストラのための協奏曲」をはじめ、和楽器をとりいれた作品で知られる。実相寺昭雄『あさき夢みし』、岡本忠成のアニメーション作品、NHK少年ドラマシリーズ『まぼろしのペンフレンド』なども手掛け…

作曲家フィルモグラフィ [10] 長澤勝俊

長澤勝俊(ながさわ・かつとし) 1922〜2008 現代邦楽の演奏団体・日本音楽集団の創設メンバーの一人として、三味線・尺八・筝のための楽曲を発表。また、亀井文夫の『生きていてよかった』『流血の記録 砂川』などの記録映画、『牛飼いっ子』などの児童劇映…

作曲家フィルモグラフィ [9] 越部信義

越部信義(こしべ・のぶよし) 1933〜 『おもちゃのチャチャチャ』をはじめとする童謡や、NHKの『おかあさんといっしょ』、テレビアニメ『サザエさん』、CMソング『光る東芝の歌』など、様々なジャンルの曲を手掛ける。オンシアター自由劇場『上海バンスキン…

作曲家フィルモグラフィ [8] 池野成

池野成(いけの・せい) 1931〜2004 伊福部昭に師事し、映画『ゴジラ』のアシスタントを務める。昭和30年代以降、吉村公三郎・川島雄三・山本薩夫・鈴木英夫らの劇映画の音楽を数多く担当。『潤滑油』『挑戦』などの記録映画にも、ダイナミックな曲を提供し…

作曲家フィルモグラフィ [7] 早坂文雄

早坂文雄(はやさか・ふみお) 1914〜1955 黒澤明『七人の侍』、溝口健二『雨月物語』など、日本の映画音楽史に残る作品を手掛ける。雅楽や能にヒントを得た「汎東洋主義」的な作風は、その後の日本の現代音楽の方向性に大きな影響を与えた。 【主な映画・映…

作曲家フィルモグラフィ [6] 山本直純

山本直純(やまもと・なおずみ) 1932〜2002 『男はつらいよ』のテーマ曲、童謡『一年生になったら』など、心に残る明快なメロディーが持ち味。“ヒゲの指揮者”としてお茶の間に親しまれ、大阪では「一万人の第九」を毎年開催、クラシック音楽の大衆化に力を…

作曲家フィルモグラフィ [5] 冨田勲

冨田勲(とみた・いさお) 1932〜 『ジャングル大帝』『新日本紀行』『きょうの料理』などのテーマ音楽を数多く手掛ける一方、従来のオーケストラ演奏に飽き足らず、新たに出現した電子楽器の可能性を追求。現在もシンセサイザー音楽のパイオニアとして世界…

作曲家フィルモグラフィ [4] 伊福部昭

伊福部昭(いふくべ・あきら) 1914〜2006 日本らしさを追求した力強いオーケストラ曲であまりにも有名。『ゴジラ』 『ビルマの竪琴』『座頭市』などの映画音楽で活躍。芥川也寸志、黛敏郎など 多くの作曲家を育てた音楽教育者としての評価も高い。 【主な映…