今後の上映予定

10月30日(日)19時〜
第167回 桜映画社特集(1) 生きものと人のくらし
1955年創立の桜映画社は、「母と子のための」教育映画から出発して、科学・医学・環境・工学・文化など《ミクロからマクロまで》網羅した作品を60年以上にわたり発表し続けている。特集第1弾では「生きものと人のくらし」の関わりを描いた4作品を上映する。


『子牛と若夫婦』 1958年/27分/白黒
演出■青山通春 脚本■鮎沢美子 出演■寺島アキ子 寄山弘 原 ひさ子
群馬・久呂保村で 牛を飼う農家の主婦が取り組んだ 生活改善をドラマ化
『ちどりと子供たち』  1973年/31分/カラー
脚本・演出■堀内甲 撮影■村山和雄 出演■西島悌四郎 小林勝也
徳島・鳴門市の子供たちが チドリの観察を通して 環境保護の必要性を学ぶ
奄美の森の動物たち』 1975年/27分/カラー
原案■佐々學 脚本・演出■村山正実 撮影■小林一夫 語り■滝田裕介
若き病虫害研究者が 奄美の原生林に分け入り 稀少な動物たちを観察する
『奥羽の鷹使い』 1985年/33分/カラー
脚本・演出■村山正実 撮影■山崎堯也 語り■内藤武敏
奥羽地方に伝承されてきた ヒトとタカとが一体となって行う 狩猟習俗の記録

11月27日(日)19時〜
第168回 桜映画社特集(2) 映画を愛した科学者 佐々學
佐々學(さっさ・まなぶ/1916〜2006)…東大医科学研究所などで寄生虫病、風土病の研究に取り組んだ佐々は、桜映画社代表・村山英治との出会いから映画のシナリオを手掛けるようになり、科学者の視点で世界を解き明かす独創的なシネ・エッセイを送り出した。代表的な4作品を上映する。


『ノミはなぜはねる』 1960年/22分/白黒
脚本■佐々學 演出■村山英治 撮影■藤井良孝 音響効果■大野松雄
ノミは ヒトが近づくと なぜはねる?実験の結果 意外な秘密が見つかった!
『風土病との闘い』 1962年/27分/白黒
原作■佐々學 演出・撮影■菊地 周 編集■亀井文夫 語り■宇野重吉
フィラリアの諸症状や感染経路を 奄美大島や四国などの現地から報告する
『舶来メダカとボーフラ』 1971年/29分/カラー
原作■佐々學 構成■渡辺正巳 撮影■戸田祥一郎 語り■城達也
グッピーを日本の川に放しボーフラを食べさせるなど 環境改善の策を紹介
『ヘドロを食う虫 ユスリカ』 1979年/23分/カラー
原作■佐々學 演出・撮影■小林一夫 音楽■山内忠 語り■伊藤惣一
神田川に発生したユスリカ(揺蚊)を観察し 自然浄化の複雑な仕組みを説く


主催■短篇映画研究会 http://d.hatena.ne.jp/tancho/
連絡先■清水(電話 080-5468-3251) 会費■500えん(作品資料付き)
上映協力■桜映画社 http://sakuraeiga.com/
会場■好奇心の森 ダーウィンルーム (2Fラボ)
東京都世田谷区代沢5-31-8  http://www.darwinroom.com/
下北沢駅南口商店街を歩いて5分・「餃子の王将」を越えた6差路の左手

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短篇映研・清水(shimizu4310@bridge.ocn.ne.jp)までお気軽にご連絡ください。