070『人間の土地 多摩ニュータウン計画』

1968年/21分/カラー 制作◎日本映画新社
企画◎東京都・日本住宅公団東京都住宅供給公社
プロデューサー◎岡田弘 脚本・監督◎粕三平 撮影◎林田重男 照明◎桂昭夫
録音◎神口章・井上泰明 製作主任◎池田登久馬 演出助手◎金沢信二郎
音楽◎内藤孝敏 語り◎望月通治
都市の計画は一個の建築物の設計と異なり、より複雑な要素を把握、予見しなければならない。そうした作業を現在ある街の姿の中から映像的に表現することによって浮き彫りにする。

粕三平 【かす・さんぺい】 1929年〜1998年
本名:熊谷光之。福岡県生まれ。九州大学中退後、松竹製作本部でシノプシスライターとなる。1955年、美術家の池田龍雄らとともに総合的なアヴァンギャルド運動を目指した「製作者懇談会」を結成。1957〜59年には雑誌『映画批評』を自費で刊行。また、短編映画やテレビ番組の脚本・演出を手掛ける。1970年代からチェコ・スロヴァキア映画の研究・上映・輸入に積極的に携わり、ヤン・シュヴァンクマイエルらを日本に紹介したことでも知られる。
[主な作品]
1962:名前のない女-東京24時間- 1963-64:伊賀の影丸(テレビ人形劇/TBS) 1967:罠(山際永三・村木良彦・田原総一朗と共作) 1968:人間の土地-多摩ニュータウン計画- 1969:怨霊伝 1970:わたしのアフリカ 1975:じぞうあめ 1980:亡人絵巻

戦争入門―クラウゼヴィッツ「戦争論」の読み方

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