421『おこりじぞう』

　
　
1983年／27分／カラー
制作：翼プロダクション　制作協力：ビデオ東京プロダクション
企画・制作：山口逸郎　原作：山口勇子　
監督：板谷紀之・河野秋和　脚本：板谷紀之　音楽：木下忠司　
撮影：田村実・伊丹邦彦　照明：平田光治・河原最
アニメーション：田畑博司・荒木靖一・渡辺雅子・酒井優子
人形：小室一郎・喜多京子・平野清美　
美術：野呂真一・桜井勝義・関俊彦・小野沢節子
編集：河野秋和　録音：金沢信一　効果：小森護雄　
制作助手：田川和生　助監督：山口巧
現像：東洋現像所　録音：にっかつスタジオセンター　
撮影協力：広島映画センター
お母さん：佐々木愛　おじいさん：鈴木瑞穂　ひろちゃん：関かおり　
ナレーター：中村啓子　警防団員：矢野勇生　男の子：森田隆史
兄：菅原紀彦　妹：菅原優紀　
いつも笑顔の「わらいじぞう」と仲良しの女の子は、8月6日、
6歳の誕生日を楽しみにしていた…。人形アニメーションで、
核兵器の恐ろしさ、平和と生命の尊さを強く訴える。

板谷紀之【いたや・のりゆき】 1926-1984
東京生まれ。旧制都立高(現・都立大学)卒業後、1947年に大映東京撮影所で助監督となる。その後フリーとなり、主に久松静児作品に参加。1958年に東京映画で『みみずく説法』を共同監督。以後は劇映画、記録映画、PR映画、テレビドラマを数多く手掛ける。『教育は死なず』(1981)で日本カトリック映画賞と文化庁奨励賞、『おこりじぞう』(1983)で山本薩夫賞を受賞。
[主な作品] 1958：みみずく説法　1959：デン助のワンタン親爺とシューマイ娘　1961：躍進する日立鉄道車輛　1963：ある町の銀行　1964：天下を取れ(TV)　1965：青春をぶっつけろ！(TV)　1966：超高層のあけぼの 霞ヶ関超高層ビル第1部　1968：チャコとケンちゃん(TV)　1969：被爆者はベトナム人民とともにニクソンを告発する　1970：長崎からの告発　1971：散りぬるを(TV)　1973：ノーモア･ヒロシマ　1975：歩く 東京-広島平和行進　1981：巣立ちのとき 教育は死なず　1982：トビウオのぼうやはびょうきです　1983：おこりじぞう　1984：核･トマホーク-悪魔のミサイル-　1985：親バカちゃんりん

河野秋和【こうの･あきかず】
No.114『てんまのとらやん』を参照。
http://d.hatena.ne.jp/tancho/20060614/p2

おこりじぞう (新日本おはなし文庫 6)