IMAGE RINGS vol.25 太陽の娘

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第25回公式戦 太陽の娘

1999年11月12日(金)16:00/19:00
   11月13日(土)13:00/16:00/19:00
   11月14日(日)12:00/15:00/18:00
会場:新宿Fu- 料金:前売800円/当日1,000円
園子温『風』1998/16mm/28分
富岡多美子『あたしたちだけの天国』1997/16mm/17分
こがりえ『ぼるぼるぼるこちゃん』1999/VIDEO/5分
中村景子『中村景子作品集』1993-1999/VIDEO/40分
(狼と三匹の子豚/まよいの森/ベティとペイニーペンギン/コヨーテの首飾り)
小口詩子『おでかけ日記』1989/16mm/47分

■「少女マンガ」に匹敵するジャンルが映像の世界にはない。女の子映画作家はフツーの存在となりAV監督すら登場するに及んでもけっして彼女たちの肩書きから「女性」の二文字が消えることはない。ありきたりな物語を描くことは許されず、どうしても「女性らしさ」「セックス観」「女道」を求められてしまう。
■なぜか?たぶん映画を作るという行為そのものが、ある種の自虐性をはらんでいるからだ。無垢なままでいられるほど甘ッチョロい余裕は映画作りには、ない。
■女の子映画のヤバイ魅力はそこにある。太陽のような笑顔が似合うのも、苦痛にゆがんだ横顔が似合うのも少女なのである。
イメージリングス・しまだゆきやす)