IMAGE RINGS vol.24 不意討ち★御免!

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第24回公式戦 不意討ち★御免!

1999年9月17日(金)16:00/19:00
   9月18日(土)13:00/16:00/19:00
   9月19日(日)12:00/15:00/18:00
会場:新宿Fu- 料金:前売800円/当日1,000円
水戸ひねき『ストレンジ ハイ』1993/8mm/60分
安原伸『国防挺身隊』1993/VIDEO/20分
いちごちゃん『レッツ・ゴー!イチゴガール』1999/8mm/20分
篠原哲雄『亀顔少年』 1984/8mm/18分
篠原哲雄『RUNNING HIGH』1989/8mm/26分

■死体になっても自宅のマンションに押しかけてくる友人、日本の平和を守るため勝手にパトロールや検問を始める右翼、食べられるイチゴが可哀相だからと一家を皆殺しにする末娘、そして退屈な日常から脱出を図るべく警官と猛チェイスを繰り広げるサラリーマン……どいつもこいつもハタ迷惑な連中ばかりだけれど、スクリーンの中をガムシャラに走り回るその姿はどこか滑稽で憎めない。
■インディーズ8ミリ映画を観て不意討ちを喰らうというのは、こんなカンジだ。
■たとえば『ストレンジ ハイ』(93)。怖がらせるだけのホラーでなく、笑わせるだけのコメディでもない。その奥行きにこそフィルムの大小に関わらない作り手の個性が窺える。『国防挺身隊』(93)も『イチゴガール』(99)も同様だ。たとえそれが「バカ映画」にカテゴライズされようとも……。
■『亀顔少年』(84)は今や売れっ子監督である篠原哲雄が学生時代に撮った幻の8ミリ映画。ファンの方ならお見逃しなきよう!
イメージリングス・しまだゆきやす)