今後の上映予定

※各回とも映画は無料鑑賞となります。

研究会の参加方法■
会費500円を頂戴して、作品資料をお渡しします。
会場■ダーウィンルーム(2階・ファクトリー)
東京都世田谷区代沢5-31-8
下北沢駅南口商店街を歩いて5分、「餃子の王将」を越えた6差路の左手
http://www.darwinroom.com/

お問合せ先■清水(電話■080-5468-3251)

2015年9月13日(日)19:00〜
[153]青少年映画特集 少年の巻(計98分)

『非行への傾斜』

1963年頃/15分/白黒 制作■東京都映画協会 企画■東京都広報室
街角の人だかりの中に少年がいる……何かを求めて。ボーリング場で、競輪場でゲームに興じる少年たち。ジャズ喫茶で歌い踊り、酔いしれる少年。そして深夜の盛り場では暴力団が、こうした少年たちを待ちうけている。少年を非行へ結びつける環境と、その中での彼らの姿を追う。

『二人の少年』

1963年頃/30分/白黒 制作■日本宣映 監督■向井寛(推定)
大人たちの無理解によって非行化の道をたどりはじめた少年が、学校の先生と警察の少年係の手を借りて立ち直っていく姿を描く。

『悲しき暴走』

1981年/30分/カラー 制作■東映教育映画部
プロデューサー■河田富三郎 脚本・演出■山口昇 撮影■大山年治
暴走族に加わった少年「卓」の過去を探りながら、親の務めとは何か、子供と共に苦しみ、哀しみ、喜びあうことがいかに大切かを描く。

『ひとりだちの詩 無職少年の軌跡』

1988年/23分/カラー 制作■精光映画社
中学を卒業し、定職についていない20才未満の青少年。高校に飽きたらず、中退して職に就かないまま、非行少年のグループにひき寄せられていた一人の少年が、周囲の暖い心づかいで立ち直る過程を、短いドラマで描く。

2015年10月11日(日)19:00〜
[154]青少年映画特集 少女の巻(計110分)

『もう一つの青春』

1978年/15分/カラー 制作■東京都映画協会
24時間の街、新宿。変身してディスコへ、あるいは家出して街をぶらつく中学生、高校生。転落への危機を孕みながら彼らは何故、何を満たそうとこの街に集まるのか。新宿少年センターの活動を追いながら探ってみる。

『あやまち』

1955年/30分/白黒 制作■富士映画 企画■全国視聴覚教育連盟
構成・演出■東隆史 撮影■高野芳明 出演■劇団キューピット ほか
純潔教育により青少年を正しく導こうとする教育映画。性への秘密感から起こる問題を少なくしようと訴える。

『思春期よりの発言』

1977年/30分/白黒 制作■テレビ朝日 企画■東京都教育庁振興課
平均的な15才の少女たちのグループをスタジオに招き、すでに非行化しているグループの取材映像を見ながら、この問題をともに考える。

『ある旅立ち 2年B組田村洋子の場合』

1983年/35分/カラー 制作■国際放映 企画■日本経済教育センター
監督■川島啓志 出演■加藤陵子
いま全国各地で、中学校を中心に暴力・非行事件が続発している。真に非行をなくするには生徒の中に自己指導の力を育てることが必要という視点から、劇構成で生徒指導の理論と実践を描く。

2015年11月15日(日)19:00〜
安全特集 112分

『うっかり物語』

1962年頃/30分/白黒 制作■京映
新しく職場に就く人たちの災害防止のために、身近な五つの「うっかり」の例を挙げて描く。

『100Vで逝ってしまった彼』

1977年/25分/カラー 制作■楓プロ=京映エージェンシー
プロデューサー■松下謙三 脚本・演出■笹川弘三 撮影■中川泰孝
家庭内でも使われている100Vの電燈線が、接触・漏電により4人に1人の命を奪ってしまう。感電の恐ろしさを、接触の危険、漏電の危険、濡れた手足の危険に分けて訴えていく。

『酸欠 ―港湾荷役の安全と衛生―』

1980年/30分/カラー 制作■楓プロ 企画■港湾貨物運送事業労働災害防止協会
製作・脚本・演出■笹川弘三 撮影■中川泰孝
船の荷揚げ作業における酸欠症のこわさと酸欠の原因を描き、様々な実験を通してその予防と対策を考える。

『いまなぜ指差呼称か』

1982年/30分/カラー 制作■楓プロ 脚本・演出■笹川弘三 撮影■中川泰孝
作業を安全に誤りなく進めるため、作業工程の要所で対象を指差し大声で呼称する「指差呼称」。労働災害防止におけるその有効性を、大脳生理学理論や効果判定実験などを通して解説していく。