【お知らせ】上映予定

◎今後の上映予定日
2010年10月29日(金) 19:30〜 (104)都の巻
2010年11月25日(木) 19:30〜 (105)東映の巻
2011年1月27日(木) 19:30〜 (106)ミュージカルの巻

(104)都の巻〜通算400本記念・住めば都の5本立(計120分)
2010年10月29日(金) 19:30〜21:45


『東京100年』
1968年/62分/カラ―/制作:朝日テレビニュース/
企画:富士銀行、東京都/監督:富沢幸男ほか/
脚本:谷川俊太郎・大沼鉄郎/撮影:立石潔ほか
江戸の単なる発展が東京をつくったのでなく、江戸と東京との間には大きな断絶もまた存在している。矛盾・混乱・変動のただなかに生きつづけてきた巨大都市100年の歩みを再現する。


『都営住宅』
1960年頃/10分/白黒/制作:東京都映画協会/企画:東京都広報室
衣食住のうち一番遅れている住宅の問題は容易に解決できない。都の住宅対策と、これからの都営住宅について。


『住所不明 ―変る住居の表わし方―』
1963年頃/10分/白黒/制作:東京都映画協会/企画:東京都広報室
難しい町名、同じ町名、町の境界が入り込んだり、番地が飛んだりと、同じ東京に住んでいてもわからないことが多い。地番制からわかりやすい街区制に直す計画を紹介する。


『不良住宅の建替』
1965年頃/10分/白黒/制作:東京都映画協会/企画:東京都広報室
都では都営住宅の建設に伴い、不良住宅の取りこわしを始めた。しかし都側と地主側との話し合いはつかず、いろいろ問題を残している。


『東京1969年 ―繁栄とその表裏―』
1970年/30分/白黒/制作:東京都映画協会/企画:東京都広報室
プロデューサー:大野木克彦/脚本・監督:大峰晴/撮影:喜多村幸次郎
技術革新がもたらした現代は資本がとてつもない速さで快進撃をつづけ、繁栄をもたらした。だがその裏にはいろいろな問題が起ってきた。都市公害・交通災害・福祉行政の充実などを描きながら、1970年への課題を考える。

(105)東映の巻〜三角マークの4本立(計120分)
2010年11月25日(木) 19:30〜21:45


『一匹をささえる一兆 ―水中の小さな生物たち―』
1975年/20分/カラー 制作:東映教育映画部
脚本・監督:細見吉夫/撮影:川崎籠彦/音楽:杉田一夫
ボーフラもメダカも、その生命は無数の小さな生物たちに支えられている。自然界の原則を、野外実験と顕微鏡観察を通じて描いてゆく。


『鶴っ嘴の青春 ―差別とたたかう若者たち―』
1975年/42分/カラー 制作:東映教育映画部
監督:山口昇/脚本:金子武郎・中村稔/撮影:大山年治/
音楽:長沢勝俊/出演:矢野勇生
主要な生産関係から排除されている実態こそ部落差別の本質である。ひとりの青年の生き様の中にそれを描き、部落外の人々の偏見からの解放の条件を示唆する。


『黒い血』
1966年/21分/白黒 制作:東映教育映画部
プロデューサー:大橋公威/脚本:高木昭夫/監督・撮影:大山年治
梅毒の恐ろしさ、その症状や感染経路などを示して、対策を説く。


『ダンプの母さんと六人の子どもたち』
1976年/40分/カラー 制作:東映教育映画部
脚本・監督:山下秀雄/撮影:北川英雄/音楽:杉田一夫
ダンプトラックの運転手をやっているお母さんが突然二人のみなし児をつれてきて、一年生から六年生までズラリと揃った6人兄弟。彼等がまきおこす様々な生活。そしてお母さんの別けへだてない優しさ、思いやり等、涙と感動をこめて描く。

(106)ミュージカルの巻〜歌って踊れる2本立(計119分)
2011年1月27日(木) 19:30〜21:45


『王様の耳はロバの耳』
1965年/62分/カラ― 制作:日生劇場映画部
プロデューサー:二宮吉朗/監督:道林一郎/撮影:アン・スンミン/
作:寺山修司/舞台演出:浅利慶太/音楽:いずみたく
耳がロバのように長い王様がいた。この王様はそれが恥ずかしいので帽子をかぶって隠していた。さて散髪のときはどうしたものか。劇団四季のミュージカル舞台を映画化。


『ジョン万次郎海を渡る』
1975年/57分/カラ― 制作:劇団四季映画社
プロデューサー:宮島春彦/監督:河村治彦/撮影:仙元誠三/
作:青井陽治/舞台演出:浅利慶太/音楽:いずみたく
日本と西洋文明との出逢いを、身をもって体験したジョン万次郎の波瀾万丈の生涯を、ミュージカルドラマとドキュメンタリーの手法を交錯させながら描く。


上映協力◎東京都立多摩図書館