216『小学生と性−子と親の相談室−』

1977年／28分／カラー／制作：学研映画／
製作：原正次･石川茂樹／企画：神保まつえ･田辺耕二／
監督：堀川弘通／脚本：志賀登／撮影：金子泰生／
照明：比留川大助／音楽：柳沢剛／記録：城田孝子／
編集：鈴木雅晴／効果：福島音響効果／
出演：岩倉高子(山本先生)･小森光男(新井隆)･小山麻美(妹･花恵)･
宮本満里子(母･陽子)･加地健太郎(父･英夫)･太田恵美子(吉村明美)･
坂田純子(母･夏子)
ある小学校保健室における養護教諭の小学生と親への性教育相談の
実話から、性に対する子と親と先生の対話促進と理解を説く。
小学生は性の悩みに小さな胸を痛めている。小学校の養護教論に
対する性教育相談の実話から取材し、性に対する子と親と先生の
対話促進と理解を深めたい。

堀川弘通【ほりかわ･ひろみち】
1916年京都市生まれ。東大文学部美学科を卒業後、1940年東宝撮影所に入社。『一番美しく』(1944)から『七人の侍』(1954)まで黒澤明作品の助監督を務め、1955年『あすなろ物語』で監督デビュー。『裸の大将』(1958)『黒い画集 あるサラリーマンの証言』(1960)『おれについてこい！』(1965)『狙撃』(1968)『激動の昭和史 軍閥』(1970)など多彩なジャンルの佳作を生む。1977年フリーとなり、以後は独立プロで『翼は心につけて』(1978)『花物語』(1989)『エイジアン･ブルー 浮島丸サコン』(1995)などを発表。社会教育映画『あなたは聞き上手？』(1972)、児童劇『ぼくとギターとおじいさん』(1980)、テレビドラマ『愛と哀しみの海 戦艦大和の悲劇』(1990)なども手掛ける。著書『評伝 黒澤明』で2001年Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。

評伝 黒澤明 (ちくま文庫)

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