202『消えゆく農耕馬』

1977年/21分/カラー/制作:全国農村映画協会/
企画:家の光協会/プロデューサー:小野寺正寿/
脚本・監督:河野哲二/撮影:阿部義則
機械文明の発達とともに馬と接する機会はほとんどなく
なってきた。戦争によって馬が減り、機械がそれに代った。
東北地方のある農村では、人は馬と共に生きてきて、今も
馬と人とのきずなが残っている。

河野哲二【こうの・てつじ】
1926年山梨市生まれ。1950年東宝教育映画に入社、1952年フリーとなる。1953年『蟹工船』を初演出、以後は日経映画社、全農映などで多数の作品を手掛けるが、特に農業・科学分野の作品を得意とする。『魚と日本人』でベルリン農業映画祭金賞、『溶接』で教育映画祭最高賞受賞。
主な作品:蟹工船-母船式カニ漁業の記録-(1953)松川事件-真実は壁を透して-(1954)日本の青春(1955)ぶどう畑の宝物(1956)新しい航海(1958)ネンネコおんぶ(1959)新しい農業(1960)国土を造る(1961)時速210キロをゆく(1964)日本の農協(1965)稲作と農業の開発(1968)Life From The Sea 魚と日本人(1969)主婦が働きにでるとき(1970)溶接(1971)豊かな水(1972)養蚕は桑つくりから(1973)安全装置をめぐって(1974)森林を育てる(1976)よみがえる大地-パイロット・フォレスト-(1977)むかしの農業(1978)養蚕に生きる(1979)木への期待-スの良さと有効利用-(1980)豊かな明日を創る(1981)とべ士幌よ(1982)地域できずく日本農業(1983)甦れ福岡みかん(1985)千曲川の洪水(1986)JRR-3原子炉の撤去(1987)建設がすすむ北千葉導水事業(1988)