176『酔っぱらい運転』

1963年/20分/白黒/制作:読売映画社/提供:エッソ・スタンダード石油/
企画:警察庁交通局科学警察研究所/プロデューサー:山田忠治/
脚本・監督:永富映次郎/撮影:近藤良治郎/
照明:須藤芳夫/音楽:木村一/解説:青木一雄
年々増加する交通事故の中から酔っぱらい運転をとりあげ、ある
運転手が事故を起すまでの過程と真相を究明して、酔っぱらい
運転の恐ろしさを描く。

永富映次郎【ながとみ・えいじろう】
1903年長崎市生まれ。1925年上京、松竹蒲田撮影所に入社し牛原虚彦に師事。1933年牛原に同行して日活京都撮影所に移籍、1934年J.O.スタジオ(太秦発声映画)で柳家金語楼原作・主演『俺は水兵』を初監督。以後大都映画、朝日映画社を経て戦後フリーとなり、1963年まで記録映画を手掛ける。著書に『駆逐艦雪風 誇り高き不沈艦の生涯』(1972)『「肉弾」将軍 桜井忠温』(1976)など。1981年10月17日逝去。
主な作品:俺は水兵(1935)勝太郎子守唄(1936)母の鐘(1937)暁の陸戦隊(1938)戰ふ女性(1939)鉄輪(1940)ニッポンバンザイ(1943)踊る街(1953)滾々として盡きず-川崎市上水道第四期拡張工事記録-(1955)九州路の天皇(1960)酔っぱらい運転(1962)