121『漱石の世界』

(※写真)1977年/22分/カラー/制作:共立映画社/
企画:小野国三/製作:江川好雄/脚本・監督:大島善助/
撮影:中村誠二/演出助手:片桐隆/解説:石野卓/朗読:広瀬修子
夏目漱石東京帝国大学文大学(現・東京大学)在任中に処女作
吾輩は猫である」を発表した頃の、近代化に進む日本の時代的
背景をさぐるとともに、漱石人間性や作品に対する理解を深める。

大島善助【おおしま・ぜんすけ】
1924年長野県更級郡八幡生まれ。東京外事専門学校卒業。山本薩夫関川秀雄らの助監督をつとめ、東映教育映画部で監督となる。ドキュメンタリーから児童劇映画まで多数の作品を演出。
主な作品:ぼうふら退治(1957)お母さんのエラー(1958)悪い芽(1959)ある老人の記録(1960)村の老人学級(1961)親の扶養(1962)ぼくも人間きみも人間(1963)この一本道(1964)この中にあなたもいる-群集の中の心理-(1965)海に生きる(1966)南氷洋捕鯨(1967)第三の人生(1968)がんばれ源太(1969)馬と少年、沖縄の母たち(1970)日本の印刷文化(1971)すべる(1972)平安の四季(1973)働く母(1974)武家社会と鎌倉文化(1975)わが家の妹(1976)日本の建築-歴史と風土-(1977)心のふれあいをもとめて(1978)文明開化(1979)北海道の歴史と自然(1980)この道はいつかくるみち(1981)そうぞうしてかく(1982)幼い心を…どうしますか(1983)家族の時代-ぼけ老人をかかえて-(1984)貴族の世の中-藤原道長-(1985)ゆきちゃんのこんにちは(1986)枕草子(1987)平安貴族の生活(1988)有明海の干潟漁(1989)輪島塗に生きる(1990)地球と環境(1991)舞うがごとく翔ぶがごとく-奥三河の花祭-(1992)津軽のイタコ(1993)文字の普及(1994)新古今和歌集(1995)棒縛・宗論をみる-狂言鑑賞入門-(1996)学びあい・支えあい-生涯学習とボランティア活動-(1997)