063『血液 止血とそのしくみ』

1962年/26分/カラー/制作:桜映画社/企画:中外製薬
製作:村山英治/監督・構成:杉山正美/撮影:塩瀬申幸・野崎嘉彦/
音響:大野松雄/デザイン:粟津潔/演出補:二口信一/解説:川久保潔
学術指導:日本血液学会凝固委員会
(加藤勝治・安部英・浅田敏雄・福武勝博・森田久男)/
協力:天野重安・阿部正和・榊原仟・日野原重明・国立らい研究所
生物が赤い血液をもつようになるまでには何億年かを要した。この血は栄養
や酸素を選び、ばい菌を殺す。生体の維持防衛に大きな働きをしているが、
その一つに出血すると血は固まって、しかも血管の中では決して固まらな
い、複雑巧妙なしくみをもっている。映画はこれを追求して、今までつかみ
得なかった幾つかの問題を解明し新しい活躍を投げかけている。

杉山正美【すぎやま・まさみ】
No.009『ひなまつり』を参照。
http://d.hatena.ne.jp/tancho/20050223/p1