IMAGE RINGS vol.40 第2回 背徳映画祭

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vol.40 イメージリングス「第2回背徳映画祭」


ラス・メイヤー、ティント・ブラスに捧げる映画祭!
8名の作家による めくるめく背徳の饗宴 ふたたび――。

2006年7月20日(木)〜23日(日)・27日(木)〜30日(日)
会場:下北沢LA CAMERA 料金:各回1,000円
2006年9月30日(土)〜10月6日(金)
会場:大阪・PLANET studyo+1


▼Aプログラム
佐藤圭作『梵天』2004/DV/24分
真利子哲也マスチフ』2006/DV/20分
吉行由実『メイド探偵』2006/DV/20分
しまだゆきやす『中村雅信という奇病』2006/DV/20分
▼Bプログラム
山内洋子『エロティック・煩悩ガール』2002/DV/18分
園子温園子温デカメロン』2006/DV/20分
袴田浩之『ゴーグル、それをしろ!』2006/DV/20分
村上賢司『拝啓、扇千景様』2006/8mm/20分
▼Cプログラム(特別招待作品)
中村雅信『句読点』1975/8mm/17分
杉山正弘『Cadenza』1985/8mm/23分
杉山正弘『其名不知』1989/8mm/37分
▼大阪上映
大西健児『ブルーマックス』1997/8mm→DV/12分
小口容子『ワタシの王子』2005/DV/15分
中村雅信『ANOTHER LIFE』1976/16mm→DV/11分
中村雅信『奇病』1977/16mm→DV/3分
中村雅信『記念写真』1977/16mm→DV/3分

昨年6月の「第1回背徳映画祭」に続き、今年も「背徳の季節」がやってきた!イメージリングスが贈る「背徳映画祭」は、ピンク映画やロマンポルノといった、“まっとうな映画”のお祭りではない。まっとうでないからこそ、ネジがゆるんだ荒唐無稽な作品もまた、愛すべき存在として迎え入れられる。しかし「まっとうでない」ことや「くだらない」ことは、「つまらない」ことと同義ではない。
背徳の宴とは何ぞや?それは、「さあ、これから背徳に加担するぞ!」という意志の集合体である。“スクリーンに映るもの”に背徳があるのではなく、そのような、薄暗い、怪しげな空間に足を運んで「あの作品はエロい!」「この作品はシャレにならない!」と感嘆すると同時に、ふと「ああ、この場にいる自分がいちばん背徳なのではないか?」と思わず反省してしまう、そんな瞬間を供出するのが、私たちの本意なのである。
さて、今年も、そういう背徳な趣旨に賛同する8人の映像・映画作家たちが新作(一部旧作)を持って集まった。そして、2名の背徳映画の巨匠(杉山正弘と中村雅信)をご招待した。果たしていちばん「背徳な」作品はどれか?それを決めるのはアナタ自身なのだ。
イメージリングス・しまだゆきやす)


宣伝協力:SPOTTED PRODUCTIONS(ナヲイタカトシ
宣伝美術:ビーモ(青木由香里) モデル:平沢里菜子 カメラ:戸梶圭太