IMAGE RINGS vol.6 悲しい少女の物語

tancho0101-01-09

vol.6 悲しい少女の物語


ぜ・つ・ぼ・う・しないで……。

1996年9月20日(金)16:00/19:00
   9月21日(土)12:00/15:00/18:00
会場:新宿Fu- 料金:800円
齋藤ユキエ『行き暮れども待ち明かず』1994/8mm/24分
杉浦昭嘉『流れるままのグリーン』1992/8mm/79分
原川玲美『SPAGHETTI』1992/8mm/6分
歌川恵子『みみのなかのみず』1993/8mm/36分
協力:シネマトレイン (宣伝協力:WIZ)

■きっとみんな忘れちゃったんだろう。教室の片隅にポツンと一人、小柄でおとなしい女の子がいたってことを。いくら思い出そうとしたって、覚えてるのは活発美少女のミカちゃんや成績優秀だったタナカさんのことばかり。だけど、目立たなかったその女の子は、いまでもあなたの顔を忘れたりなんかしていない。
■「あ〜あ、どうしてみんなあんな楽しそうにしてるのかな……」部屋の窓から外を眺めると、学生時代いっしょだった女の子たちが、自分をいい値段の商品にしようとしのぎを削っているのが見えた。短いスカートをはいて、薄茶色の髪をして、こんがりと日焼けした胸元をチラつかせながら「チョベリグ」な男を連れてストリートをねり歩く――「私にもあんな勇気があったらな……」
■トンデモナイヨ!自分からカラッポになる必要なんてないじゃないか。すこしぐらいの不安で絶望なんかするなよ!キミの映画を見るのを楽しみにしてるボクたちがいるんだ。
イメージリングス・しまだゆきやす)