512『くらしを描く』

1969年/36分/カラー 制作■英映画社 企画■日本美術教育連合
製作■高橋銀三郎 脚本・演出■青山通春 撮影■宮下英一・長井貢
製作主任■瀧川正年 演出助手■古杉育志 音楽■眞鍋理一郎
小学校の図工の学習が、子供たちの成長にどんな役割を果すかを、
一年間にわたって記録する。

眞鍋理一郎(まなべ・りいちろう)1924〜
東京藝術大学で声楽と作曲を、イタリアに留学して映画音楽を学ぶ。オーケストラからジャズやロック、伝統楽器などの表現を自在に操り、多彩なジャンルを手掛ける。主な作品に大島渚『青春残酷物語』、浦山桐郎青春の門』、小川紳介『日本解放戦線 三里塚』ほか。
作曲家フィルモグラフィ [23] 眞鍋理一郎 - 短篇映画研究会 SHORTFILM RESEARCHERS

真鍋理一郎の世界

真鍋理一郎の世界

渡辺宙明(わたなべ・ちゅうめい)1925〜
本名は「みちあき」。中川信夫石井輝男らの新東宝作品を出発点に、映画音楽を手掛け始める。1970年代以降は『マジンガーZ』『秘密戦隊ゴレンジャー』などのテレビアニメ・特撮テレビ映画を数多く担当。ブラス・ロックを採り入れたパンチの効いた曲が熱狂的な支持を集める。
作曲家フィルモグラフィ [24] 渡辺宙明 - 短篇映画研究会 SHORTFILM RESEARCHERS

大野松雄(おおの・まつお)1930〜
文学座、NHKを経て音響デザイナーとなり、数多くのテレビ番組・アニメーション・記録映画を手掛ける。テレビアニメ『鉄腕アトム』では電子音響を用いた効果音を制作し、彼が創り出した「宇宙の音」は後世に大きな影響を与える。2011年にはドキュメンタリー映画『アトムの足音が聞こえる』が公開された。
作曲家フィルモグラフィ [25] 大野松雄 - 短篇映画研究会 SHORTFILM RESEARCHERS

鉄腕アトム・音の世界

鉄腕アトム・音の世界

杉山正美【すぎやま・まさみ】
No.009『ひなまつり 日本人のこころ』を参照。
http://d.hatena.ne.jp/tancho/20050223/p1

森田実【もりた・みのる】
No.150『東京の地下鉄』を参照。
http://d.hatena.ne.jp/tancho/20061213/p2

金子精吾【かねこ・せいご】
No.032『ふるさとに生きる母たち』を参照。
http://d.hatena.ne.jp/tancho/20050511/p4

佐川功【さがわ・いさお】
独立プロの助監督として宇野重吉若杉光夫らの作品に参加。その後、全農映などで記録映画を手掛ける。
[主な作品]
1973:家庭にユーモアを 1980:東京農業と都民の暮らし 1981:明日への炎 1982:土は生きている-土つくりと農協- 1984:活力ある土づくり

日笠宣子【ひがさ・のりこ】
1941年神奈川県生まれ。1964年早稲田大学卒。電通映画社(現・電通テック)に入社し、PR映画、展示映像などの脚本・演出を多数手掛ける。2001年からフリーとなる。
[主な作品]
1967:若い芽 1969:グランド・クーリーダム 1971:マイボートフィッシング 1974:生きる歓びのワイン 1975:合成ゴムのできるまで 1976:ぶどうの四季 1978:楽しい日本の旅 1979:ああ水高-水戸高等学校開校60年祭- 1980:みずみずしく生きる-主婦の健康づくり- 1981:ニートな全身 1982:ワインの楽しみかた 1983:人へ 心へ-ネッスル株式会社- 1984:真珠 その美を創る人々 1985:世紀へ乾杯-チャレンジするキリンビール- 1987:Kogei 工芸-作家とその世界- 1990:生きものたちの季節(とき) 1991:25面マルチ・東京 1992:手塚治虫地球劇場 しらぬい 1995:いいワインの条件 2001:オイディプス王エレクトラ

青山通春【あおやま・みちはる】
No.029『百人の陽気な女房たち』を参照。
http://d.hatena.ne.jp/tancho/20050511/p1


16mm上映協力:東京都立多摩図書館

会場:千代田区立日比谷図書文化館(旧・日比谷図書館)4階会議室
都営地下鉄三田線 内幸町駅 A7出口より徒歩3分
東京メトロ 丸の内線/日比谷線/千代田線 霞ヶ関駅 C4・B2出口より徒歩5分