319『はだかの王様』

1965年／58分／カラー　制作◎日生劇場映画部
プロデューサー◎米山彊・二宮吉朗
アンデルセンの童話より　脚色◎寺山修司
監督◎高橋典　撮影◎アン・スンミン　照明◎平田光治
編集◎沼崎梅子　記録◎中尾寿美子
舞台構成・演出◎浅利慶太　作曲◎いずみたく
振付◎堀内完　美術◎金森馨・藤本久徳・平川透徹
出演：劇団四季 総出演
田中明夫・日下武史・石崎二郎・畑田幸代・緑川薫・川島雅枝・大滝満・井関一・佐藤みたま・明神 聡・井上三千男・伊藤日出子・安藤康三・千倉すみ子・松本顕彦・藤野節子・石塚敬子・佐多映子・瀬下和久・影万里江・吉永進・立岡光・飯沼操・松本幸男・斉藤昭子・中島晴子・菱谷紘二・杉山紀子・広井イツ子・湯浅智津子・松美はじめ・大矢七重・志村幸江・吉田紀子・岡江治・むらなかよしえ・塚本喜博・水島弘・大庭紀子・北村昌子・布勢紘一・中町由子・天野研・松宮五郎
1964年にスタートした「ニッセイ名作劇場」の第１回公演、劇団四季によるミュージカルの舞台を映画化。ハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話を、若き日の寺山修司が脚色した。

高橋　典　【たかはし・てん】　1928年〜1984年
日大芸術学部卒業。フリーの助監督となり、佐分利信監督作品をはじめ『若い獣』(1958/石原慎太郎監督) 『私は貝になりたい』(1959/橋本忍監督) などに参加。1960年、石原慎太郎のオリジナルシナリオを天知茂主演で映画化した富士映画製作・新東宝配給『トップ屋を殺せ』で監督デビュー。新東宝倒産後には記録映画『日本残酷物語』(1963) の共同監督も務めるが、以降はTV-CFの演出で活躍。短いカット繋ぎが特徴的な作風で＜カットの典＞の異名を取り、「大正製薬 リポビタンＤ／王貞治 スライディング」(1965) 「デンカ ハードロック／空中ダンプ」(1977) 「サントリー トリス／雨と子犬」(1981/撮影は宮川一夫が担当) などの作品で数多くの賞を得た。
▽リポビタンＤ／王貞治 スライディング（1965）

リポビタンＤ博物館｜広告館｜大正製薬 リポビタンＤ
▽デンカハードロック／空中ダンプ（1977）

▽サントリー トリス／雨と犬（1981）