342『日本の文様』

 
1975年/22分/カラー 制作:学研映画 企画:東京国立博物館 
製作:神林伸一 製作担当:山口賢・長靖士
脚本・監督:野田真吉 撮影:亘真幸
撮影助手:立川巌 照明:国本正義 進行:松村修
録音:飛行館スタジオ 音楽:サウンドクラフト 解説:高島陽
私たちのまわりには、さまざまな文様が見られる。文様の起源、
その素材(モチーフ)の構成と表現など、土器、陶磁器、漆工、
染織などについて考察する。

野田眞吉【のだ・しんきち】
1916年愛媛県八幡浜市生まれ。早稲田大学仏文科卒業。1937年にPCL(後の東宝)文化映画部に入社。亀井文夫の『上海』(1938)などに参加後、『郵便従業員』(1939)『農村住宅改善』(1940)などを演出。1941年応召、戦後東宝に復帰するが1949年の争議で退社。以降はフリーで児童劇映画『谷間の少女』『機関車小僧』(1949)をはじめ、『京浜労働者』(1953)『東北のまつり(三部作)』(1956)『1960年6月 安保への怒り』(1960)などの記録映画、『マリン・スノー』(1960)『オリンピックを運ぶ』(1964)などのPR映画を多数手掛けながら、自主制作で『まだ見ぬ街』(1964)『くずれる沼 画家 山下菊二』(1977)などの実験的な作品、『冬の夜の神々の宴 遠山の霜月祭』(1970)『ゆきははなである 新野の雪まつり』(1980)などの民俗記録映画を作る。また、日本記録映画作家協会、映像芸術の会などでの評論活動をはじめ、大島渚吉田喜重らの「映画批評の会」、安部公房島尾敏雄らの「現在の会」、安部、花田清輝佐々木基一らの「記録芸術の会」、長谷川龍生、黒田喜夫関根弘らの「現代詩の会」など、さまざまな集団に関わる。1993年逝去。
野田真吉 - Wikipedia
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