【お知らせ】4月以降の上映予定

5/ 2(土) 14:00〜 (87)結婚の巻
6/10(水) 20:00〜 (88)城の巻
7/ 8(水) 20:00〜 (89)デザインの巻
8/ 5(水) 20:00〜 (90)坊さんの巻

(87)結婚の巻
年貢のおさめどき4本立(計119分)
5月2日(土) 14:00〜16:00
※大安吉日昼間の上映です


稲田家の結婚
1953年/17分/白黒 制作:エルモ社
私達の生活のまわりには、古い因習、しきたりが根強く残っている。稲田家の結婚を例に、結婚とは何かを問いかける。


結婚する娘ヘ―父の愛―
1971年/28分/白黒
制作:学研映画 プロデューサー:原正次・石川茂樹
監督:城田孝子 脚本:廣澤栄 撮影:八木正次郎
娘の結婚に対する父親の複雑な気持ちと願いを描く。特に父親の不安は、娘が異性を理解し評価できるかにある。娘が結婚の相手を選ぶ際の、父親の助言の必要性とあり方を考える。


婚前教育のすすめ
1965年/40分/白黒
制作:ファースト教育映画社 企画:日本結婚センター
プロデューサー:高橋登 脚本・監督:上砂有弘 撮影:松本健二
婚前交際のあり方、結婚と遺伝、政略結婚の是非などの問題をとりあげ、婚前の人たちとその両親たちに、正しいあり方を示唆する。


アイヌの結婚式―日本文化のふるさと―
1971 年/34分/カラー
制作:グループ現代 プロデューサー:小泉修吉
脚本・監督:姫田忠義 撮影:伊藤碩男 出演:萱野茂 ほか
アイヌを愛し、また誇りとするひとりの女性の申し出に端を発して、既に消滅したアイヌの結婚式が復活した。アイヌ民族ユーカラ(韻文物語)とウェペケル(散文物語)を唯一の指針として復活した儀式を正確に記録し、そこに吹きあげるアイヌ魂を把える。

(88) 城の巻
ドゥ・ザ・キャッスル!5本立(計94分)
6月10日(水) 20:00〜21:40


さぎ草と城跡
1975年/15分/カラー 制作:東京都映画協会
世田谷城跡、奥沢城跡を舞台に、そこに伝わる「さぎ草」と常盤姫の伝説を紹介する。既に自生の絶えた美しい「さぎ草」の姿を通して、開発の中で我々の町に残る文化財を守ることの意義を訴える。


姫路城
1965年/28分/カラー
制作:記録映画社 企画:文化財保護委員会
監督:上野耕三 脚本:北条明直 撮影:金山富男
1346年に赤松貞範が築いた姫路城(白鷺城)。築城当時の役割、建築技術など、城郭として完全に保存されている姫路城の全貌を紹介する。


戦国から四〇〇年 甦る八王子城
1994年/5分/カラー 制作:東京都映画協会
高尾駅からバスで15分、ピラミッド型の城山が見える。小田原北条氏照の居城・八王子城である。落城・炎上から400年、昭和60年から八王子城の発掘、復元作業が行われた。


砂の城
1971年/13分/カラー
制作:カナダ国立映画制作庁 監督:コ・ホードマン
砂男と、彼が砂から作り出した動物との物語。流れる砂の動きで描くユーモアと主張をもった寓話。カナダ・アニメ初のアカデミー短編アニメ賞を受賞。


松山城
1970年/33分/カラー
制作:井上プロ 監督:井上清 撮影:川谷庄平ほか
昭和8年に焼失した松山城の再建が、昭和43年5月に完成した。城のもつ意義や、地理的・時代的背景とともに記録する。

(89) デザインの巻
センスを磨こう5本立(計107分)
7月8日(水) 20:00〜22:00


日本の文様
1975年/22分/カラー
制作:学研映画 プロデューサー:神林伸一
脚本・監督:野田真吉 撮影:亘真幸
私たちのまわりには、さまざまな文様が見られる。文様の起源、その素材(モチーフ)の構成と表現など、土器、陶磁器、漆工、染織などについて考察する。


デザインの楽しさ
1988年/20分/カラー
制作:桜映画社 プロデューサー:村山和雄
脚本・監督:花崎哲 撮影:山屋恵司
表示や絵地図など伝達のためのデザイン、生活の中で利用される家具や食器など造形のためのデザインを事例で説明し、デザインの美しさ、楽しさを見ていく。


配色
1963年/18分/カラー 制作:東映教育映画部
監督:米内義人 脚本:佐藤雅子 撮影:川崎龍彦
色の三要素相互の関係や色彩感情、色の表示、面積と配置の効果、色の機能性を主にした配色を感覚的に描き、色彩設計の基礎能力と表現力を養わせる。


いすの設計
1971 年/27分/カラー 制作:東映教育映画部
プロデューサー:神英彦・藤田弘道
脚本・監督:大西竹二郎 撮影:川尾俊昭
椅子を設計する際の工程、丈夫さを保つ方法、全体とのバランスのとれた設計図などをわかりやすく説明し、工作やデザインの参考となる映画。


工業とエレクトロニクス―設計と製作の自動化―
1989年/20分/カラー 制作:東京シネ・ビデオ
プロデューサー:横川元彦・佐藤有弘
脚本・監督:榊正昭 撮影:梶原春雄
工業を学ぶ高校生を対象に、コンピュータ数値制御工作機械とその自動化のシステム、プログラミング、コンピュータを使った設計、製図の実際を具体的に描く。

(90) 坊さんの巻
お彼岸ご供養2本立(計114分)
8月5日(水) 20:00〜22:00


お百姓の足 坊さんの足
1980年/22分/カラー 制作:東映教育映画部 企画:霊友会
原作:新美南吉 演出:矢吹公郎 脚本:布村建・山口清一郎
百姓の菊次は和尚さんのお供で新米を集めに回る。酒に酔った二人は、こぼした米を蹴散らしてしまい、菊次にだけバチがあたって足が痛くなる…。働き者の百姓と大酒飲みの和尚さんの生き方を対比的に描き、人間らしい生き方、物を大切にすることの意味を考える。


蓮如とその母
1981年/92分/カラー
制作:「蓮如とその母」映画製作推進委員会
製作:安東民兒 原作:平井清隆 監督:川本喜八郎
脚本:新藤兼人 撮影:田村実 音楽:武満徹
ナレーション:小池朝雄
声の出演:大門正明渡辺美佐子池上季実子三國連太郎小沢昭一泉ピン子高松英郎黒柳徹子岸田今日子
真宗本願寺の中興の祖として遍く知られる第八代上人・蓮如を中心に綾なす中世庶民群像の人間観を探り、追い、希求した長編人形アニメーション


上映協力◎東京都立日比谷図書館東京都立多摩図書館