314『泣いた赤おに』

 
1964年/18分/カラー 制作:学研映画 
製作:原正次 制作担当:森下博美 原作:浜田廣介 
脚本・監督:神保まつえ 撮影:相原康雄・矢萩和己 
人形アニメーション和田京子(赤鬼)・飯田純子(青鬼) 
人形製作:佐々木章 美術;酒向満 童画:長島克夫 
作曲:斎藤高順 声の出演:劇団三十人会
人間の子と友達になりたいという赤鬼の望みをかなえるために、
親友の青鬼はすすんで悪者になる…。青鬼の心情を通して、
友達への思いやりを描く人形アニメーション

泣いた赤おに (小学館文庫―新撰クラシックス)

泣いた赤おに (小学館文庫―新撰クラシックス)

神保まつえ【じんぼ・まつえ】
1928年神奈川県生まれ。神奈川師範を卒業後、中学校の国語教諭を経て1953年に学習研究社に入社。1957年、社内の映画部製作第三課に配属されたことから人形アニメーションの製作を始める。映画出身者のいない社内スタッフによる試作を重ねながら、『注文の多い料理店』(1958)をはじめ数多くの短編アニメーション映画を演出・プロデュースする。プロデューサーとしては昆虫を使ったTV番組『ムシムシ大行進』(1973〜74)や学研製作のTVアニメ『ニルスのふしぎな旅』(1980〜1981)『まいっちんぐマチコ先生』(1981〜1983)なども担当。
[主な演出作品] 1958:学研ディズニー・グラフ(ドナルドダックのゆうえんち、他)、注文の多い料理店 1959:いねむりぶうちゃん、こざるのぶらんこ 1960:くつやとこびと、もりのおんがくたい 1961:かもとりごんべえ 1962:ありときりぎりす、しろいぞう 1963:セロひきのゴーシュ 1964:泣いた赤おに 1965:どうぶつむらのこどもたち