293『日本の遠洋漁業』


1962年/21分/カラー 制作:共同映画 企画:全日本海員組合
監督:片桐直樹
日本の重要産業である水産業遠洋漁業の実態を描く。独航船の活躍
をはじめ、近代的な加工施設をもち、それ自身が大工場である
捕鯨母船の働きなど、遠洋漁業の特色を把える。

片桐直樹【かたぎり・なおき】
1934年滋賀県生まれ。早稲田大学在学中から独立プロに助監督として参加し、山本薩夫に師事する。北海道恵庭の通信線切断事件を追った『裁かれる自衛隊』、岩手県沢内村を描いた『自分たちで生命を守った村』、サイゴン解放後の南ベトナムを記録した『トムニャット・ベトナム』など多数の記録映画を演出。1984年には戦死した天才木彫家・高橋英吉の生涯を描く劇映画『’ª‰¹@‚ ‚鈤‚Ì‚©‚½‚Ý』を監督する。1996年青銅プロ代表取締役に就任。
[主な作品] 1960:鮒のからだ-解剖のしかた- 1961:産米改良 1962:日本の遠洋漁業 1967:裁かれる自衛隊 1968:自分たちで生命を守った村 1969:この大地に 1970:明日をつくる母親たち 1971:対決'71 1972:ハノイからのアピール 1973:八千人のお母さん 1974:自衛隊-その実態と私たち-、ベコとハマナス-岩手- 1975:旅だち 1977:トンニャット・ベトナム、ガンバレ!日フィル 1979:男たちの海-宮城- 1980:配電線を守る、豊かなる飢え-現代食事考- 1981:砂礫層大断面に挑む-シールド工法- 1982:揚水発電にいどむ-第二沼沢発電所建設記録- 1984:潮音-ある愛のかたみ-、生きるための証言-いま、ヒロシマから- 1986:北の仏 1987:近代化船 1989:アパルトヘイトの子どもたち 1991:ノストラダムス湾岸戦争大予言 1993:映画監督・山本薩夫 1996:車人形・平家物語 1999:日独裁判官物語 2001:核のない21世紀を-ヒロシマからのメッセージ- 2002:人として生きる-じん肺- 2005:古墳と観音の里 2006:戦争をしない国 日本