279『ある同姓同名者からの手紙』


1992年/48分/カラー
制作:シネマボックス プロデューサー:川嶋克己・溝上潔
監督:金高謙二 撮影:渡邊健治 録音:平形則安
編集:金高謙二・渡辺行夫 音響効果:岡田貴志
ナレーション:井川比佐志
1989年、東京に住む金高謙二は長崎に住む金高謙二から手紙を
受け取る。長崎の原爆の追想記だった。長崎を訪れた彼に、
金高謙二は当時の事を淡々と語る。当時の実写や資料館に保存
されている妻の遺品などを紹介しながら、証言は続く…。

金高謙二【かねたか・けんじ】
1957年東京生まれ。フリーの助監督として新藤兼人監督『さくら隊散る』(1988)などに参加。『あしたが消える どうして原発?』(1989)を共同監督した後、CINEMA BOXを主宰し『ある同姓同名者からの手紙』を自主製作。1999年には障害者野球チームを記録した長編『パーフェクト9』を完成、劇場公開させる。
[主な作品] 1989:あしたが消える-どうして原発?- 1991:せたがやの民話 大蛇のおねり 1992:ある同姓同名者からの手紙 1999:パーフェクト9-ある障害者野球チームの記録- 2004:風といのちの詩 2006:テレビアニメ 白い恋人(脚本)


上映協力◎東京都立日比谷図書館