047『うわさはひろがる』

1959年/21分/白黒/制作:第一映画社/
監修:相良守次(東京大学教授)/指導:望月衛(千葉大学教授)/
プロデューサー:堀田幸一/脚本・監督:岩堀喜久男/
撮影:岡田三八雄/解説:丸山章治
うわさの特徴はすべてこれ推測、また聞きの話です。事実がぼやけると
どうしても勝手な解釈が生まれ、ゆがんだものになりがちです。うわさ
はどう拡がっていくか、これを銀座の真ん中で実験的に捉えてみました。

ことの起こりは、この二人が何もないのに立っていたというだけ…。

一人たち、二人たち、こんなに集まって、
しきりに手をかざしていますが…。

こういう人たちがウワサ話をひろげる仲間たち。
しかもたくさんいる仲間です。

岩堀喜久男【いわほり・きくお】
理研科学映画からフリーとなり科学映画社、第一映画社、新理研映画社、ファースト教育映画社などで多数の作品を演出。
主な作品:爆風と弾片(脚本/1944)雲と氣流(1946)青果市場(1950)たのしい版画、タネまく人々(1955)うわさはひろがる(1959)アイソトープの利用(1960)高分子の世界(1961)傾斜・高冷地(1962)原子力と日本(1963)機械土工-計画と積算-(1964)山霧の流れるところに(1965)ふしぎなちから-原子力の基礎-(1966)協業-近代化への道-(1967)自然と原子力(1969)着色排水の処理(1971)新しい手形交換(1971)隠岐に生きる-星とぜにつぼ-(1973)日本の宇宙開発-実用衛星をめざして-(1974)豚改良への道(1975)消防のおじさん(1977)繁殖効率の向上に挑む(1979)良い豚肉を作るには(1982)パラグアイの肉牛(脚本/1986)火の用心七つのポイント(脚本/1988)