045『コトバと態度』

1956年/19分/白黒/制作:三木映画社/
プロデューサー・撮影:三木茂/脚本・監督:丸山章治
解説:徳川夢声/出演:五十五年会・新児童劇団
コトバと態度が日常生活にどんなに大切であるかを具体的に注意したとき
と、不注意のときの結果を例にして説明したもの。『戦ふ兵隊』(1939)で
知られるカメラマン・三木茂氏が終戦直後に創立した三木映画社の作品。

丸山章治【まるやま・しょうじ】
1906年生まれ。新宿武蔵野館活動弁士からPCL(東宝)の俳優に転進、成瀬巳喜男監督『桃中軒雲右衛門』(1936)への出演、『西遊記 鉄扇公主の巻』(1941)の日本語吹替、亀井文夫監督『日本の悲劇』(1946)のナレーターなどを務めた後、東宝教育映画で民主主義の精神とルールを小学校生活の一齣を通じて示す啓発映画『こども議会』(1947)を監督する。1952年以降はフリーとなり東京シネマ、三木映画社、日映科学、桜映画社など各社で作品を発表。日本記録映画作家協会の創設メンバーとしても活躍した。1968年逝去。
主な作品:こども議会(1947)ムクの木の話(1947)ぼくらの教室(1948)お金のはたらき(1949)一九五二年メーデー(1952)のびゆく東北電力 第七集 粟野村(1954)新しい米つくり(1955)コトバと態度(1955)雅楽(1957)誰かがやるだろう(1957)心と病気-ストレスと人生-(1958)チーズ物語(1959)記憶と学習(1959)黙っていてはいけない(1960)テレビは生きている(1960)成人病問答(1961)ちいさい子供の事故(1962)三浦半島(1964)運転者の目・歩行者の目(1966)24時間の健康-生活のリズム-(1966)肥満児(1967)データプロセシング(1968)

『こども議会』収録↓

昭和こどもキネマ 第二巻 [DVD]

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『ぼくらの教室』収録↓