043『音をみる』

1996年/10分/カラー/制作:東京シネ・ビデオ/
プロデューサー:横川元彦・佐藤有弘/脚本・監督:山口豊寧
撮影:川尾俊昭・須原秀晃/照明:徳永忠/録音:尾杉龍平/
音楽:川上美保/解説:窪田等
音は情報伝達や音楽など生活の中でいろいろに利用されるが、音は目に見え
ないので音の発生や伝わり方については理解しにくい 。音の発生と伝達に
ついて、高速度撮影、マルチストロボ、アニメ、CGを利用して視覚化して
いる。

山口豊寧【やまぐち・とよやす】
1949年千葉県生まれ。青山学院大経営学科中退。1971年に東京文映に入社。翌年フリーとなり撮影助手として働きながら、1974年に8ミリカメラで取材した『足尾74夏』を自主制作し注目を集める。その後は岩波映画製作所などで撮影を担当しながら、1990年代以降は脚本・演出も手掛ける。
主な作品:足尾74夏(1975)現代しょうゆ事情-アメリカを行く-(撮影/1981)化石が語る昔の環境(撮影/1990)よりよい放流種苗を求めて-育て方で変わるマダイの稚魚-(1992)シャンヘンレーオ よくみえます!(1994)Living with AIDS-タイが語るもの-(1995)音をみる(1996)世界を結ぶ日本の海運(1997)タイ植物紀行(1998)吉川英治 宮本武蔵-小説を旅する-(1999)大豆で世界に健康を(撮影/2001)豊作を祈る-下野の天祭-(2003)病む人なき未来へ(撮影/2005)むしろ麹-風の港のしょう油づくり-(2006)