IMAGE RINGS vol.42 第3回 背徳映画祭

tancho0101-02-24

vol.42 イメージリングス「第3回 背徳映画祭」


背徳の宴は終わらない――
エリック・ロメール実相寺昭雄に捧げる映画祭!

2007年9月14日(金)〜17日(月/祝)・9月21日(金)〜24日(月/祝)
会場:下北沢 LA CAMERA
2007年11月24日(土)〜30日(金)
会場:大阪 PLANET
2007年12月5日(水)10日(月)11日(火)
会場:渋谷 UPLINK FACTORY


▼Aプロ
中野貴雄『欲情仮面ヒトヅマン』2007/DV/18分
村田兼一『迷宮の眠り姫』2007/DV/26分
吉行由実『ミルキィ・オーディション』2007/DV/8分
しまだゆきやす『京都借ります』2007/DV/32分
▼Bプロ
神農了愛『にょろにょろとうごくもの』2007/DV/17分
前田弘二『遊泳禁止区域』2007/DV/20分
いまおかしんじ『金鮎の女』2007/DV/23分
村上賢司『フジカシングルデート』2007/DV/28分
▼Cプロ
大西健児『ブルーマックス』1997/8mm→DV/12分
小口容子『ワタシの王子』2005/DV/15分
吉行由実『メイド探偵』2006/DV/8分
村上賢司『拝啓、扇千景様』2006/DV/32分
▼大阪上映プロ
中野貴雄『ビキニの忍者〜バニ影』2003/DV/20分
山内洋子『エロチック煩悩ガール』2002/DV/19分
神農了愛『ウサギ★ララBYE!』2006/DV/15分
吉行由実『メイド探偵』2006/DV/8分
前田弘二『ラーメン』2006/DV/10分

「背徳映画祭」この奇矯な名前にアナタは何を想像するだろう?
エロチシズム、犯罪、倒錯、セックス、フェチズム、退廃、etc...
なんでもいい。それらは日常のモラルから逸脱しているように
思えるが、その実、人間がもつ生への欲動(リビドー)の
自然な発露に他ならない。
本来、観るべきものを見せるはずの映画は、いまや芸術家の手を遠く離れ、
いやらしい資本家の手に堕ち、お手軽な金儲けの手段に成り果てている。
この「美しい国」では、官能的な神秘の炎がパンドラの箱に押し篭められ、
うわべだけの愛や正義や感動が、映画の主題として
まことしやかに語られる……。
「映画には、女と銃がありさえすればよい」
D.W.グリフィスの至言をいまこそ思い出そう。
もう一度、ヌーヴェル・ヴァーグを夢見よう。
先人たちがなし得た、美、自然、エロチシズムへの傾斜こそ、
我らが誇りである。真の映画好きたちよ、いざ集え。
今年も、三度目の祭がはじまる――。
(背徳映画祭プロデューサー・しまだゆきやす)


モデル:青山えりな カメラ:ナヲイタカトシ(SPOTTED PRODUCTIONS)
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