516『海にかける虹』

1972年/31分/カラー 制作■北斗映画社 企画■日本水産
プロデューサー■郷田昭夫 脚本・演出■門田龍太郎 撮影■春田友喜
録音■安田哲男 演出助手■岩崎雅典 撮影助手■溝口誠
音楽■間宮芳生 語り■戸浦六宏
世界に活躍する日本の水産業が進む、これからの新しい道とは。
オーストラリアやインドネシアでの漁業技術の協力、海の未利用資源を
開発する姿を描く。

間宮芳生(まみや・みちお) 1929〜
若い頃から民俗音楽研究に力を入れ、民謡を独唱用の歌曲に作り直した「日本民謡集」をまとめる。映画音楽では高畑勲『ホルスの大冒険』『柳川堀割物語』『火垂るの墓』、NHK時代劇『竜馬がゆく』『春の坂道』などのほか、松川八洲雄『鳥獣戯画』、樋口源一郎『女王蜂の神秘』などの記録映画を数多く手掛ける。
作曲家フィルモグラフィ [26] 間宮芳生 - 短篇映画研究会 SHORTFILM RESEARCHERS

間宮芳生:日本民謡集

間宮芳生:日本民謡集

間宮芳生の世界

間宮芳生の世界

湯浅譲二(ゆあさ・じょうじ) 1929〜
芸術家グループ「実験工房」に参加し、武満徹らとともに現代音楽の道へ。オーケストラ、室内楽電子音楽など幅広い分野を手掛ける。映画では松本俊夫の『白い長い線の記録』『薔薇の葬列』、篠田正浩悪霊島』、伊丹十三『お葬式』、テレビでは『木枯し紋次郎』『藍より青く』『元禄太平記』などを担当する。作曲家フィルモグラフィ [27] 湯浅譲二 - 短篇映画研究会 SHORTFILM RESEARCHERS

湯浅譲二作品集成1

湯浅譲二作品集成1

三木稔(みき・みのる) 1930〜2011
邦楽の新たな可能性を模索する「日本音楽集団」設立メンバー。日本史をモチーフとしたオペラ9部作を発表。映画では大島渚愛のコリーダ』、左幸子『遠い一本の道』などのほか、土本典昭『ある機関助士』、羽田澄子『もんしろちょう』など数多くの短篇映画に曲を提供している。
作曲家フィルモグラフィ [28] 三木稔 - 短篇映画研究会 SHORTFILM RESEARCHERS

日本音楽集団による三木稔の音楽 第1集「天如」

日本音楽集団による三木稔の音楽 第1集「天如」

日本楽器法

日本楽器法

羽田澄子【はねだ・すみこ】
第123回「女性作家シリーズ [5]」を参照。
http://d.hatena.ne.jp/tancho/20120826

中野剛宣【なかの・たけのぶ】
No.283『世界の船をつくる』を参照。
http://d.hatena.ne.jp/tancho/20080910/p1

小谷田亘【こやだ・わたる】
No.304『爆発を防ぐ』を参照。
http://d.hatena.ne.jp/tancho/20081126/p5

門田龍太郎【もんでん・りょうたろう】 1934〜1996
山口県萩市生まれ。日大芸術学部映画学科で学んだ後、岩波映画、TBS映画社、電通映画社などで記録映画、テレビ番組の演出を手掛ける。劇映画『荒い海』(1969/山崎徳次郎監督)では遠洋航海部分の演出を担当。1970年に北斗映画社(北斗映画プロダクション)を設立。ミクロネシアから沖縄までカヌーで航海する人々を記録した『チェチェメニ号の冒険』(1976)、カラコルムのK2登頂に挑む日本山岳協会登山隊を追った『白き氷河の果てに』(1978)などの作品が高く評価される。
参考サイト:第9回HAGI世界映画芸術http://hagi.or.jp/filmart/9th/sp/
[主な作品] 1955:萩焼 1968:新しい生化学検査 1968:暮しの技術-アフターサービス- 1969:荒い海 [遠洋班演出] 1970:僕も私も通る道、海を拓く 1972:海にかける虹 1974:秘境大アマゾン(12ch) 1976:チェチェメニ号の冒険 1978:白き氷河の果てに

『白き氷河の果てに』DVD発売元:海工房↓
http://www.umikoubou.co.jp/2ndindex/htmls/shirokihyoga.html


16mm上映協力:東京都立多摩図書館

会場:千代田区立日比谷図書文化館(旧・日比谷図書館)4階会議室
都営地下鉄三田線 内幸町駅 A7出口より徒歩3分
東京メトロ 丸の内線/日比谷線/千代田線 霞ヶ関駅 C4・B2出口より徒歩5分